エピジェネティクスが、その人のDNAを変える

エピジェネティクス
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【この記事には広告(PR)が含まれていますが、自分の経験と調査に基づき真摯に書いています】

DNAとか遺伝子は、普通は変わらないものだと、言われています。

子は父と母から半分ずつ父と母と同じ遺伝子を受け継ぎます。

例えば、子の遺伝子が変異型だった場合、どちらかの親、または、両方の親から受け継いだ物と解釈されます。

子の変異型の遺伝子のDNAの配列は、親の変異型の遺伝子のDNA配列と同じはずです。

ただ、最近は、親が受けたストレスが親のDNA配列は変えないが構造を変化させて、それが子孫に受け継がれるという説があります。

 

[box class=”blue_box” title=”二つのケースで説明します”]

例えばですが、二つのケースで説明します。

  1. ストレスを受けた親の変化したDNAをもらった子は、病気になる
  2. 親がストレスを受けなかった場合は、DNAは変化前なので、子は病気にならない

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1と2のどちらのケースでも、子が親からもらうDNA配列は同じですが、1の場合は、ストレスのよって後天的に変化した親のDNAの構造が、子にも継承したということです。

このような事は、これまでのDNAの常識(例 メンデルの法則)では説明できませんでしたが、この場合のように、DNAの塩基配列を変えることなく、遺伝子のはたらきが変わったりするしくみをエピジェネティクスいいます。

他の例ですが、一般的に、身体をつくる細胞には、基本的にすべて同じゲノムが入っているのに、いろいろな種類の細胞になりますが、その仕組みをエピジェネティクスといいます。

国立がん研究センター研究所の服部奈緒子先生のエピジェネティクスの説明が分かりやすかったので、引用させていただきます。

DNAの塩基配列を変えることなく、遺伝子のはたらきを決めるしくみをエピジェネティクスとよび、その情報の集まりがエピゲノムです。

こんな風にイメージしてください。ゲノムをA,C,G,Tの4種類の音符が並んだ音の羅列だとすると、音に強弱をつけたりテンポを変えたりして曲を奏でるしくみが、エピジェネティクスです。私たちの身体をつくる細胞には、基本的にすべて同じゲノムが入っているのに、いろいろな種類の細胞になれています。これは、同じ音の羅列(DNA の塩基配列)をつかって、ちがう曲(皮膚の細胞や腸の細胞などおよそ200種類の細胞)を奏でるしくみ、つまりエピジェネティクスのおかげなのです。

なぜ?なに?エピゲノム 国立がん研究センター研究所の服部奈緒子研究員に聞きました!http://www.crest-ihec.jp/public/epigenome_qa.html

理研が行ったハエの動物実験

理研が行ったハエの動物実験では、

本来は、白い目のハエが、赤ちゃんの時に、あるストレスを与えれると、ハエは赤目になります。

それだけではなく、その赤目のなったハエの子は、ストレスをもらってないのに、赤目になりました。

環境ストレスにより誘導された遺伝子発現上昇の子供への遺伝

引用先:独立行政法人 理化学研究所 ”親の受けたストレスは、DNA配列の変化を伴わずに子供に遺伝”

そのうえ、親と子、 2代にわたって、赤ちゃんの時に、ストレスを与えた場合、子だけでなく、孫、ひ孫の代まで、ストレスをもらっていないのに赤目になります。

ストレスによる遺伝子発現変化は世代を超えて遺伝

引用先:独立行政法人 理化学研究所:”ストレスによる遺伝子発現変化は世代を超えて遺伝” 親の世代だけが熱ストレスを受けると、その影響は子供にだけ遺伝し、孫には遺伝しなかった(緑囲み)。しかし、二世代にわたって熱ショックストレスを受けると、その影響は子供だけでなく孫にも伝わることが分かった(黄囲み)。その影響はストレスが無くなった後も、何世代にもわたって遺伝する可能性がある(黄第5世代)。

 

このように、DNAは、ストレス等で構造を変化させます。そして、子孫にも受け継がれる場合があります。

遺伝子検査だけでは、遺伝子の働き等、解決できなかったことが、エピジェネティクスを考慮することで、より一層、遺伝子の働きが理解できるようになるではないでしょうか。

 

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