宇宙で遺伝子解析 ナノポアの強み

写真 NASAより ナノポア
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【この記事には広告(PR)が含まれていますが、自分の経験と調査に基づき真摯に書いています】

このブログでは、皆さんの身近なDNAや遺伝子のお話をご紹介していきたいと思います。

簡単な自己紹介ですが、私は、オーストラリアに住んでおりまして、遺伝子解析の現場で現在働いております。今年で、キャリアは約18年です。自分でも驚いておりますが、遺伝子解析技術の進歩は著しいです。

今回もナノポアについて、お話します。

これは、2016から2017年ころ、国際宇宙ステーションで宇宙飛行士たちによって、ナノポアを使って、遺伝子解析の実験が行われたという話です。

宇宙ステーションでの実験。写真、NASAより

結果は成功で、イルミナ社の機械で地上で解析したデータと同等のデータを、ナノポアを使って微重力下の宇宙空間でも得ることができました。

これによって、様々なナノポアの宇宙での利用法が可能となりました。

面白いと思われる順番に書きますと、

  1. 国際宇宙ステーションにいる生き物(微生物、カビ)をチェックできる。
  2. 火星や彗星で生き物(微生物、カビ)をチェックできる。
  3. 地球にサンプルを持ち帰る必要がない。その場で、遺伝子解析できる。
  4. 宇宙飛行士たちの健康チェックに役立つ。

やはり、サイズが小さいということと機械自体が、割とシンプルな構造なので、宇宙のような、難しい条件でも遺伝子解析ができるということだと思います。当然ですが、地球の条件の悪い環境でも利用可能と思われます。もうお分かりと思いますが、ナノポアの将来性は、これまでの遺伝子機器と比べ物にならないくらい大きいと予想されます。

最近になって、この記事を知りましたが、正直驚きました、宇宙で遺伝子解析。

やっぱり、本気で、火星に人間を送るとかNASAは考えているのでしょうか? ロマンを感じます。

参考文献:

Nanopore DNA Sequencing and Genome Assembly on the International Space Station

Youtube ビデオ First DNA Sequencing in Space a Game Changer

サイエンス その手の中にゲノムシーケンシング

 

 

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